• Press Release

    May 25, 2016

    EMCジャパン ハイパーコンバージド インフラ VCE VxRack System 1000 の br クラウドネイティブ対応版製品を発表

    新しいNeutrino NodesがOpenStack、VMware Photon Platform、Apache Hadoop向けの ターンキー ハイパーコンバージドIaaSプラットフォームを提供   1時間未満でクラウド ネイティブIaaS環境へのプロビジョニングが可能

    東京発 - May 25, 2016 -

    EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 俊彦、URL:https://www.dellemc.com/ja-jp/index.htm )は本日、ハイパー コンバージド インフラ「VCE VxRack System1000 with Neutrino Node(ヴイエックスラック システム1000 ウィズ ニュートリノ ノード)」を発表しました。「VCE VxRack System」で新たに「Neutrino(ニュートリノ)」ノードをサポートするもので、クラウド ネイティブなターンキーIaaS(Infrastructure-as-a-Service: サービスとしてのインフラ)エクスペリエンスを提供します。


    ニュースの概要

    • 「VCE VxRack System 1000」で新たにNeutrino Nodesをサポートし、オンプレミス/クラウド環境への迅速で低リスクな展開を実現するとともに優れたコントロール性と可視性を提供
    • 1時間未満でクラウド ネイティブなIaaS環境のプロビジョニングを実現
    • OpenStack VMware Photon PlatformやApache Hadoopを含め、複数のクラウド ネイティブIaaSとデータスタックのサポートを念頭に構築
    • 新しい「EMC Native Hybrid Cloud(NHC)」向けのIaaS基盤を提供 - 完全なエンジニアリングに基づく開発者向けのターンキー プラットフォームの「NHC」が、Pivotal Cloud Foundryを使用したクラウド ネイティブ アプリケーションの開発と展開を簡素化、促進
    • 従来のFLEX NodesとSDDC Nodesに加え、Neutrino Nodesのサポートを開始

    「VxRack System」によって、企業は、ワークロードごとに異なるノードタイプを活用でき、ワークロードを一元管理しながらあらゆるスケールで実行することが可能になります。これによりデータセンター運営を簡素化して、従来のSANよりもTCO(総所有コスト)を大幅に削減できるとともに、オンデマンドで簡単にスケールアップすることができます。


    「VxRack System with Neutrino Nodes」は、複雑なものをシンプルにします。内蔵の自動化機能によって、企業はエンタープライズ レベルのIaaSをわずか数日間で導入できるとともに、リソースの最初のプロビジョニングも1時間未満で動的に実行することができます。さらに、ソフトウェア自動化層によって堅牢なモニタリングとレポーティング、ワンクリックでのソフトウェア アップグレード、オープンソースでクラウド ネイティブなIaaSとデータスタックの単一ベンダーによるサポートなど、「導入2日目」の本稼働状態におけるシンプルな運用が可能になります。これによって、多くの企業が非常に複雑だと感じているエコシステムの変化や、専門知識を有する経験者を必要とする運用タスクが自動化されます。


    「VxRack System with Neutrino Nodes」は、OpenStackやVMware Photon Platform、Apache Hadoopをはじめとする複数のクラウド ネイティブ サービスの基盤になるとともに、EMCが発表した新しい「EMC Native Hybrid Cloud (NHC:ネイティブ ハイブリッド クラウド)」プラットフォームのIaaSオプションの1つとしての役割も果たします。「NHC」は完全なエンジニアリングに基づいて構築されたターンキー プラットフォームで、わずか2日間で開発者/インフラ サービスを提供し、「きちんと機能する」環境でDevOpsモデルを実現します。また、開発者にはクラウド ネイティブ アプリケーションを短期間で構築・展開し、ライフサイクルを通じたスケールアップと管理のための豊富なサービスを提供しながら、IT部門には必要な可視性とコントロール、財政面の知見を提供します。


    「VxRack System 1000」の提供について

    ■提供開始時期:OpenStack向け「VxRack System with Neutrino Nodes」、Photon PlatformおよびApache Hadoop向け「VxRack System with Neutrino Nodes」は、2017年に提供開始の予定です。
    ■提供について:EMCジャパンおよびEMCジャパンのビジネスパートナーから提供します。


    製品概要(英語):http://www.emc.com/ja-jp/converged-infrastructure/vxrack-system-1000/neutrino.htm
    製品写真:https://www.dellemc.com/ja-jp/index.htmimages/about/photo-library/product/vxrack.jpg

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    別添


    「VCE VxRack System 1000」シリーズ

    3つのソフトウェア ディファインド ノード(Neutrino、FLEX、SDDC)によって、企業ごとに異なるアプリケーション環境に最適な「VxRack System」を提供します。企業のワークロードに合わせて最適化したノードは「VxRack System」のアーキテクチャ、管理環境、オーケストレーション環境へ緊密に統合され、自動化したプロビジョニング、簡素化した管理環境、堅牢なレポーティング機能とともに、完全にテスト済み、事前設定済みのハイパーコンバージド システムをデータセンターおよびサービス プロバイダ スケールで数百のノードとともに提供します。「VxRack System」は、同じインフラで多様なアプリケーション ワークロードの展開環境をサポートするため、IT部門は全体的な俊敏性と効率性を高めながら、新しいサービスを短時間で提供することが可能になります。


    「VxRack System 1000」のノード オプション

    Neutrino Nodesに加え、具体的なワークロードに合わせたFLEX NodesおよびSDDC Nodesを提供します。

    • 「VxRack with FLEX Nodes」 - ソフトウェア ディファインド ストレージの「EMC ScaleIO (スケールアイオー)」を活用して、IaaSの大規模な展開を実現する柔軟でオープンな異種環境の基盤を確立します。複数の異種抽象化モデルを通じた従来型の幅広いエンタープライズ ワークロード向けに最適化したソフトウェア ディファインド アーキテクチャを手軽に展開したいと考えているエンタープライズ規模のデータセンターおよびサービス プロバイダ環境向けに最適化されています。ノードを追加することで、シンプルかつ簡単にスループットとIOPSを高められます。また、パフォーマンスは線形にスケールアップし、ボトルネックを回避することができます。単一のノードから導入でき、数千ノードへとスケールアップしていくことができるので、数千のCPUコア、PB(ペタバイト)超のRAM、数十PBのストレージ容量、数千万のIOPSを提供しながら、ESG ラボ検証レポートの基準にしたがったハイパフォーマンスな値を実現します。
    • 「VxRack with VMware SDDC Nodes」 - VMwareのソフトウェア ディファインド データセンター クラウド テクノロジーで標準化し、多様なエンタープライズ ワークロードの基盤向けに構築したソリューションです。VMwareを中心にしたこれらのエンタープライズ データセンターとサービス プロバイダでは、従来型のエンタープライズ ワークロード向けに最適化したソフトウェア ディファインド アーキテクチャを手軽に展開したいと考えています。SDDC Nodesは、VMware vSphere Enterprise、VMware Virtual SAN、VMware NSX、vCenter Server、またVMware vRealize Suiteの主要コンポーネントを含むハードウェア コンポーネントおよびソフトウェア コンポーネントで構成されています。これらのVMwareテクノロジーは、数十万の中規模・大規模企業のデータセンターで広く使われています。企業は、物理リソースと仮想リソースの両方に対して高い可視性とコントロール環境を実現することができます。

    展開するノードのタイプに関係なく、「VxRack System」は、新しいサービスとアプリケーションの市場展開に要する期間を短縮するとともに、スピード、俊敏性、セキュリティを通じたITの複雑さを軽減することで、企業の競争優位性を高めることができるように構築されています。「VxRack System」の特長は次のとおりです。

    • 小規模(1/3ラック)から導入でき、ニーズの高まりに合わせてコスト効率良く簡単にノードを加えていくことで、スケールアップが可能(複数のラック、数百・数千のノード)。
    • 卓越した拡張性を実現する事前統合済みの物理ネットワーキングとともに、完全に統合されたCiscoのラックスケールSpine-and-Leaf(幹/葉)構成ネットワーク ファブリックが、ネットワーク ドメインをシステム外に置き境界をサポートするハイパーコンバージド アプライアンスとは異なり、大規模な展開環境で卓越した優位性を提供。各ノード タイプは、強力な物理ネットワーク層に加えてソフトウェア ディファインド ネットワーキング機能も提供。
    • シンプルなユーザー インターフェイスがシステム リソースの効率的な展開、モニタリング、サポートを実現。
    • 事前テスト済みのソフトウェア/ハードウェア リリースとアップグレードを通じた完全なライフサイクル管理。
    • 従来型のアプリケーションおよびクラウド型のアプリケーションを含め、次世代のモバイル、クラウド、混合ワークロードの展開を実現するソフトウェア ディファインド ストレージ、コンピューティング、ネットワーキング。
    • 低消費電力、冷却性、省スペースなどのメリットに加え、管理に要するリソースの削減、柔軟な拡張性、非侵害的なソフトウェアとハードウェアのアップグレードなどを通じ、従来のインフラとの比較で30%以上のTCO向上を実現。

    業界をリードするライフサイクル管理機能を実装したVCEインフラが、リスクを軽減し、データセンターの変革を実現する、実証済みの卓越したカスタマー エクスペリエンスを提供します。将来の変化にも適応できるインフラを実現するため、VCEの拡張的なロードマップ プランニング、統合、相互運用性テストには将来の変化と複雑さを見越してこれらの要素が加味されているので、ハードウェアの強化といったテクノロジーの変化へ迅速に適応できます。年内に「VxRack System」で利用可能になる予定の「EMC DSSD(ディエスエスディ)」といった新しいテクノロジーも統合できるので、ターゲットとするワークロードに対するパフォーマンスを飛躍的に高めることが可能になります。また、「VxRack System」は、VCE Vscale ArchitectureやVCE Visionソフトウェアなどを活用することで、データセンター規模のリソース プールと一貫した統合運用環境と管理環境を提供します。このように複数の地域と位置を網羅する統合データセンター アーキテクチャが、EMCの提供する卓越した拡張性と柔軟性をさらに高めます。


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    About Dell

    EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。http://japan.emc.com/

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